2018-06-18 10:30:00

教皇、「世界難民の日」に向けてアピール


教皇フランシスコは、「世界難民の日」に向けて、難民への関心をアピールされた。

6月17日(日)、教皇はバチカンでの正午の祈りの集いで、今月20日(水)に記念される国連の「世界難民の日」に触れられた。

教皇は、これを機会に、紛争や迫害のために故郷から逃げざるを得ない人々の大きな不安と苦しみに注意を向けるよう願われた。

今年の「世界難民の日」は、安全で秩序ある統制のとれた移民政策のために、年内に移民に関する国際合意を策定するための協議が政府間で行われている時に記念されることを教皇は指摘。

このプロセスに関わる国々が、責任と人間性をもって、自国を強制的に追われた人々の支援と保護を保証するための合意に至ることを希望された。

また、難民の人々が受け入れ先の社会により溶け込めるように、わたしたちそれぞれが難民らに寄り添い、出会いの機会を見つけ、彼らの貢献を知ることができるようにと望まれた。

教皇は、この出会いと相互理解と支援の中にこそ、多くの問題の解決を見つけることができるだろうと話された。

 








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