2017-11-29 13:30:00

教皇、ミャンマーの司教らとの集い


教皇フランシスコは、ミャンマーの司教らとの集いを持たれた。

ミャンマー訪問中の教皇は、現地時間11月29日午後、ヤンゴンの大司教館で、同国の司教団とお会いになった。

教皇はこの集いで、癒し、寄り添い、預言をテーマに講話し、司教らを励まされた。

この席で教皇は、深い分裂を乗り越え、国内に一致をもたらすための癒しとして、互いの違いを豊かさとして受け止め、成長の機会とする、出会いと連帯の文化を人々と共に再発見して欲しいと望まれた。

そして、そのために、キリスト教教会間のエキュメニカル対話、諸宗教間の協力の重要性を指摘された。

また、教皇はキリストの光を辺境にもたらすために「外に向かう教会」として、人々に積極的に寄り添い、若者たちをはじめ信者らを愛を込めて育成し、彼らを聖性と、忠実、奉仕の精神へと導いて欲しいと願われた。

さらに、教皇は教会の預言的役割として、教育や福祉、人権擁護、民主主義の原則の保護などを通して福音を証しするよう希望。

特に、未来の世代のために、環境保護の必要性と、豊かな天然資源の正しい使用を保証することの大切さを説かれた。

翌11月30日、教皇はヤンゴンのカテドラルで若者たちのためにミサを捧げた後、ミャンマーを発ち、次の訪問国バングラデシュに向かわれる。








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