2017-02-23 18:34:00

教皇、アルゼンチンのユダヤ教の使節団とお会いに


教皇フランシスコは、2月23日、アルゼンチンのユダヤ教の使節団とお会いになった。

この日バチカンを訪れたのは、ブエノスアイレスのラビで教皇の友人でもある、アブラハム・スコルカ師をはじめ、ユダヤ教系出版関係者らからなる使節。

使節より、ユダヤ教のトーラー(モーセ五書)の新版を贈られた教皇は、「主の贈り物、啓示、御言葉」であるトーラーのもとに行われたこの出会いに深い感謝を表された。

トーラーは、神の父としての本能的な愛、言葉と具体的な態度によって契約という形となった愛を表すものであり、その契約という豊かな言葉の響きをわたしたちは共有していると教皇は話された。

ユダヤ教とキリスト教間の兄弟的対話は、比較と協力を経ながら、今や実質的で確かなものとなったと述べた教皇は、導入や注釈、図版を加えた新版のトーラーを、相互理解と平和を願う開かれた文化的ビジョンを強調するものとして喜ばれた。








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