福者ユスト高山右近：教皇「信仰における剛毅と慈愛における献身の模範」

教皇フランシスコは、2月8日、バチカンでの一般謁見の席で、福者ユスト高山右近を信仰と愛の模範として振り返られた。

一般謁見の巡礼者への挨拶で、教皇は前日大阪でとり行われたユスト高山右近の列福について言及。

日本でキリスト教徒として生き、1615年マニラで殉教者として亡くなった右近の、信仰において決して妥協することなく、名誉も豊かさも放棄し、卑しめられ、流刑となることを選んだその生き方を思い起こされた。

教皇は、キリストとその福音に忠実であり続けた福者ユスト高山右近を、「信仰における剛毅と、慈愛における献身の感嘆すべき模範」として称えられた。