教皇フランシスコは、カナダのモスクで起きた銃撃事件の犠牲者のために祈られた。
1月29日、ケベック州ケベック市のモスクを襲ったこの事件で、6人が亡くなり、8人が負傷した。
教皇は、バチカンを訪問中のケベック大司教、ジェラール・シプリアン・ラクロワ枢機卿と、30日朝、お会いになり、祈りの言葉を伝えられた。
教皇はこの事件を受け、キリスト者とイスラム教徒が共に祈りのうちに一致することの重要さを強調された。
この後、ラクロワ枢機卿はカナダにただちに帰国した。
また、教皇はバチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、同枢機卿に宛てた電報の中で、犠牲者と遺族、救助に携わった人々のために祈ると共に、多くの苦しみを生むこのような暴力行為を厳しく非難。神に相互信頼と平和の賜物を願われている。
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