2017-01-22 16:55:00

日曜正午アンジェラスの祈り:教皇フランシスコ、地震大雪被災者たちに「祈りと思いにおいて常にすぐ傍らに留まります」。


大地震での災害に苦しむ中部イタリアでは度重なる地震だけではなく、数年来の大雪、雪崩による交通遮断等による援助の遅れにより,当事者たちの苦しみが増している。1月22日日曜正午のアンジェラスの祈りにおいて、教皇は人々に連帯と可能なさらなる援助を呼びかけられた。

「今回の災害の被災者の皆さんまたそのご家族、関係者の方々に心からの祈りと連帯をお捧げいたします。私は皆さんの傍らにとどまりたえざるお祈りをお捧げいたします。また疲れを惜しむことなく寛大に援助活動に従事している人々に、また困難と苦しみの中にある人々のそば近くに留まり貴重な働きを実践している教会関係者たちにも心からの励ましをお送りいたします。 具体的な援助惜しまない多くの人々に心から感謝いたします。全ての人々に犠牲者たち股そのご家族そして寛大な援助活動に従事している人々のために聖母マリアのご加護を祈るようお願いいたします」。

教皇はさらに4日前雪崩によってから雪の中に埋没したまま丹なっているグランサッソ山麓のホテルに生き埋めになっている人々の安否に思いをはせ、祈りを願われた。

.同ホテルからは、これまで11人が無事に生還し、9名が救助隊員の手により救出された。なお5人の死者が確認され、まだ23人が行方不明となっておりその安否が未確認。

天候の急変により、雪に雨が混じる霙となり、再度の雪崩の危険性からヘリコプターなどの重機の使用が不可能なため,救助活動は全て今のところ人力と陸路に頼らなければならず、思うようにはかどっていないのが現状。








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