教皇フランシスコは、2017年1月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。
カトリック教会は、月ごとに「教皇の祈りの意向」を示し、世界中の教会が毎日の祈りの中でその意向に沿って祈りを捧げるよう勧めている。
教皇の祈りの意向には、「世界共通の意向」と「福音宣教の意向」の2種がある。今年は、奇数月「福音宣教」、偶数月「世界共通」というように、それらを交互に取り上げる。
今年1月は「福音宣教の意向」として、「キリスト者の一致」をテーマに、次のように祈る。
「すべてのキリスト者が、教会での霊的な交わりを取り戻すために祈りと愛の実践に努め、また、人類が直面しているさまざまな脅威に対処するために協力し、主の教えに忠実に生きることができますように。」
この意向について、教皇はビデオメッセージの中で次のように述べている。
「今日の世界で、様々な教会に所属するキリスト教信者たちが、助けを必要とする人々に奉仕し、人間の命と尊厳、自然を守り、不正義と戦うために、共に働いています。
共に歩み、小さき人々、苦しむ人々への奉仕と連帯において協力し合うことは、皆の喜びの源です。
わたしの祈りに、あなたの声を合わせてください。すべてのキリスト者が、祈りと兄弟愛をもって、人類の課題に奉仕するための完全な教会的一致を再び回復することができますように。」
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