カトリック教会の暦は、1月1日に「神の母聖マリア」を祝うと共に、「世界平和の日」を記念する。
これに先立つ大晦日、夕方5時から、バチカンの聖ペトロ大聖堂で、神の母聖マリアの大祝日前晩の祈りが、教皇フランシスコによってとり行われる。
この祈りの集いで、教皇は過ぎた1年を神に感謝し、伝統的賛歌「テ・デウム」を捧げられる。
祈りの終了後、教皇は聖ペトロ広場に赴かれ、イエスの降誕の場面を再現した馬小屋の模型、プレゼピオをご覧になる。
明けて、2017年の元日、教皇は「神の母聖マリア」の祭日と「世界平和の日」を記念するミサを、午前10時より聖ペトロ大聖堂で捧げられる。
そして、同日正午には「お告げの祈り」(アンジェラスの祈り)を、巡礼者と共に唱えられる。
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