教皇フランシスコは、11月30日、米国の映画監督、マーティン・スコセッシ氏とお会いになった。
スコセッシ監督と家族は、教皇庁広報事務局・事務局長のエドアルド・ヴィガノ師に伴われて、この朝バチカン宮殿を訪れた。
教皇と同監督はおよそ15分にわたり会談。この中で教皇はスコセッシ監督による映画「沈黙」の原作(遠藤周作氏の小説「沈黙」)を読んだことがあると話された。
そして、教皇は、イエズス会士らの日本における宣教活動と殉教、また長崎の「日本二十六聖人記念館」について語られたという。
スコセッシ監督は、日本の隠れキリシタンにちなむ物として、南蛮絵師によって日本の技法で製作されたとされる17世紀の聖母画「雪のサンタマリア」(日本二十六聖人記念館蔵)の写真などを教皇に贈った。
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