2016-11-28 17:01:00

教皇、「いつくしみの聖年」協力者らに感謝


教皇フランシスコは、「いつくしみの聖年」の協力者らに感謝を述べられた。

「御父のように、いつくしみ深い者となりなさい」(ルカ 6,36)をモットーに、2015年12月8日「無原罪の聖母」に開幕した、カトリック教会の「いつくしみの特別聖年」は、「王であるキリスト」を記念した先日11月20日、バチカンでの閉幕ミサをもって終了した。

11月28日、教皇宮殿のクレメンスの間で行われた「いつくしみの聖年」協力者たちの集いには、教皇庁新福音化推進評議会議長で聖年実行事務局の責任者を務めたリノ・フィジケッラ大司教をはじめ、聖年行事の企画・運営に携わった関係者およそ400人が出席した。

教皇は「いつくしみの聖年」を開催したいとのご自分の最初の思いが、神の助けと皆の協力によって、世界中の信者たちが信仰と喜びをもって参加する素晴らしい現実の体験となっていったことに大きな感謝を表された。

この聖年で、世界のすべての司教座聖堂の「聖年の扉」が開かれ、信徒たちが誰でも神の愛に触れる機会を持ったことを教皇は喜ばれ、この特別な体験が今後も人々の生活に活かされ、いつくしみの業が皆の日常的かつ恒久的な生き方に反映されていくことを願われた。

教皇は、多くの巡礼者が訪れたこの聖年の安全でスムーズな運営を可能にしてくれた、イタリア政府、地元行政当局、警察、また世界中のボランティアの人々に心からお礼を述べられた。

そして、「あなたがいつくしみを得たいなら、あなた自身がいつくしみ深い者とならなければなりません」という聖アウグスティヌスの言葉を、これからも自分たちのものとしていきましょうと、皆を励まされた。








All the contents on this site are copyrighted ©.