教皇フランシスコは、11月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。
カトリック教会は、月ごとの「教皇の祈りの意向」を示し、全教会に対し、毎日の祈りにおいてこれらの意向に沿って祈るよう招いている。
教皇の祈りの意向には、「世界共通」のものと、「福音宣教」のための意向の、2つがある。
2016年11月の教皇フランシスコの祈りの意向は次のとおり。
世界共通の意向
難民を受け入れる国々のために
「移民や難民を数多く受け入れて連帯を示している国々が、その努力にふさわしい支援を見いだすことができますように」。
福音宣教の意向
司祭と信徒の協働のために
「それぞれの小教区で、司祭と信徒が、落胆することなく協働して、教会への奉仕に励むことができますように」。
教皇は11月の祈りの意向の中で、特に世界共通のものについて、ビデオを通し次のように話された。
「強制的な移民が生み出す困難に一つの国だけで対応できるでしょうか。
わたしたちは、無関心と、他人を受け入れることに対する恐れを、乗り越えなければなりません。
なぜなら、この他人とは、もしかしたらあなたであったかも、あるいはわたしであったかもしれないからです。
わたしと一緒にこの祈りの意向に一致してください。
数多くの難民を受け入れている国々が、その連帯の努力にふさわしい支援を受けることができますように。」
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