教皇フランシスコは、9月30日、ジョージア(グルジア)とアゼルバイジャンへの訪問に出発される。
9月30日から10月2日まで、3日間の日程で、教皇はジョージアの首都トビリシと古都ムツヘタ、またアゼルバイジャンの首都バクーを訪れる。
この訪問は、教皇フランシスコの登位後、第16回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。また、今年6月に訪れたアルメニアに続き、2度目のコーカサス地方への訪問となる。
ジョージア訪問のモットーは、「あなたがたに平和があるように」(ヨハネ20・19, 21, 26)。
さらに、アゼルバイジャンへの訪問のモットーは、「わたしたちは皆兄弟」(参考:マタイ23・8)。
訪問初日、9月30日(金)午前、教皇はローマを出発し、現地時間同日午後、ジョージアの首都トビリシに到着される。
トビリシで教皇は大統領府にマルグヴェラシヴィリ大統領を表敬訪問し、続いて同国の各界要人・外交団と会見される。
この後、教皇はジョージア正教会の総主教館で、全ジョージアのカトリコス総主教・ムツヘタとトビリシの大主教、イリヤ2世との出会いを持たれる。
次いで、教皇は市内の聖シモン教会で、カトリック・カルデア典礼の共同体と交流される。
2日目、10月1日(土)午前、教皇はトビリシの競技場でミサを司式。
午後、同市内の聖母被昇天教会で、ジョージアのカトリック教会の司祭や修道者、神学生らとの集い。この後、カミロ修道会の医療センターで、カトリック教会の福祉や支援事業に関わる人々とお会いになる。
さらに、夕方、教皇はトビリシから20kmほど離れたムツヘタのスヴェティツホヴェリ大聖堂を訪れる。
最終日、10月2日(日)午前、ジョージアを後にされた教皇は、アゼルバイジャンの首都バクーへ向かわれる。
到着後、バクー市内の無原罪の聖母教会でアゼルバイジャンのカトリック共同体とミサを司式。
午後、大統領官邸での歓迎式に続き、イルハム・アリエフ大統領と会談、同国各界要人との会見を行なう。
この後、バクー市内のモスクで、イスラム教関係者をはじめ、正教会とユダヤ教指導者らとお会いになる。
教皇は同日夜にバクーを発ち、ローマに戻られる。
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