2016-08-28 16:28:00

教皇、イタリア地震被災者に「早くお見舞いに行きたい、教会はいつも皆さんと共に」


8月28日、日曜正午の聖ペトロ広場でのアンジェラスの祈りに際して、教皇フランシスコは出来るだけ早く、24日に起きた中部イタリア大地震の被災者たちに会いに行きたいとの希望を表明し、同時に救援活動に従事する人々の献身的な働きを賛美し感謝された。

「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、中部イタリア大地震の被災者の皆さん、教会は心から愛する皆さんの苦しみと悲しみを共にし、なくなられた方々や、また怪我をされた方々そして、そのご家族たちのために心からの 祈りをお捧げします。

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、出来るだけ早く、わたし自身が父としてまた兄弟としての信仰の慰めと抱擁、キリスト教的希望の支えをもたらすために皆さんのもとを直接に訪れたいと思います。

今日の主日のミサ中に朗読されたキリストの福音は 、傲慢心や出世主義、虚栄,見栄などがどれ程の悪をわたしたちにもたらすかを示しています。イエスはわたしたちにいつも最後の場を選ぶよう,すなわち小ささや,謙遜な態度を取るよう勧めています。神のみ前でわたしたちが謙れば謙るほど神はわたしたちを高め、神ご自身がわたしたちを高く上げるためにその身をかがめてくれるのです。なぜなら自らを高める者は低くされ、謙る者は高められるからです。

神は人間よりより寛大なことを忘れないようにいたしましょう。神は人間が与える場よりもっともっと美しい場をわたしたちに準備してくれます。神がわたしたちに賜る場は神の心のすぐ近く,永遠の生命です。

イエスは言われます。あなたが受ける報いは義人たちの復活永遠の生命です」。








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