2016-08-26 16:57:00

「非暴力」2017年度世界平和の日、教皇メッセージのテーマ発表


カトリック教会の2017年度「世界平和の日」に向け、教皇フランシスコのメッセージのテーマが発表された。

カトリック教会は、毎年1月1日を「世界平和の日」とし、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈っている。

ベトナム戦争下の1968年、教皇パウロ6世の呼びかけによって始められたこの記念日は、来年で創設からちょうど50年目を迎える。

「第50回世界平和の日」のために、教皇フランシスコが選ばれたテーマは、「非暴力:平和のための政治スタイル」。

平和と暴力は、社会を構築する上での2つの異なる方法の、それぞれの原点となっている。

暴力の火種を増加させることは、社会に深刻な負の結果をもたらすが、平和は社会に良い結果をもたらし、その真の発展を促す。

非暴力は、単なる願望や、暴力や破壊への欲望の道徳的拒否ではなく、希望に向けて開かれた現実的な政策でもあるべきと考える教皇は、このメッセージを通して、武力に訴えることのない、交渉を通じての紛争解決のための、より進んだ一歩を示したいとされている。








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