2016-07-08 19:03:00

教皇、オルメレス神父らの列福に関する教令を承認


教皇フランシスコは、7月8日、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿とお会いになった。

この席で教皇は、列福調査中の尊者・神のしもべ9人における、奇跡、または殉教、英雄的徳を認める教令を承認された。

同教令では、尊者ルイ・アントワン・オルメレス神父(フランス1809-1890 守護の聖天使修道女会創立者)の取次ぎによる奇跡が認められた。

また、スペイン戦争下で信仰を理由に1936年に殺害された、イエスの聖心宣教会の、神のしもべ・アントニオ・アリバス・ホルティゲラ神父と6人の同志の殉教と、北イタリア・アルトアディジェ生まれで、同地方のナチス・ドイツによる占領後、信仰と良心からヒトラーへの忠誠を拒み逮捕され、収容所への強制連行中に亡くなった信徒、神のしもべ・ジョゼフ・マイル・ヌセル(1910-1945)の殉教が認められた。

これによって、ルイ・アントワン・オルメレス神父、アントニオ・アリバス・ホルティゲラ神父と6人の同志、ジョゼフ・マイル・ヌセルの列福が近づいた。

さらに、アルフォンソ・ガレゴス司教(米国1931-1991)、ラファエレ・サンチェス・ガルシア神父(スペイン1911-1973)、アンドレア・フィロメーノ・ガルシア・アコスタ(在世フランシスコ会会員、カナリア諸島1800-チリ1853)、ジュゼッペ・マルケッティ神父(聖カルロ宣教、イタリア1869-1896)、ジャコモ・ヴィアーレ神父(フランシスコ会、イタリア1830-1912)、マリア・ピア・デラ・クローチェ修道女(十字架の聖体礼拝修道女会、イタリア1847-1919)ら、6人の神のしもべは、「尊者」としての英雄的徳が認められた。

 

 








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