教皇フランシスコは、6月24日から、アルメニアへの司牧訪問を行われる。
この訪問を通し、教皇はアルメニア使徒教会とカトリック教会との交流を深めるほか、平和のために祈られる。
3日間にわたるアルメニア滞在では、教皇は首都エレバン、エチミアジン、ギュムリ、ホルヴィラップを訪れる。
教皇は6月24日(金)午前、特別機でローマを出発。同日午後、アルメニアの首都エレバンのズヴァルトノッツ国際空港に到着。空港での歓迎式に臨まれる。
エレバンからエチミアジンに移動された教皇は、アルメニア使徒教会の大聖堂を訪問。アルメニア使徒教会における全アルメニア人のカトリコス・ガレギン2世と共に祈りを捧げられる。
夕方からは、大統領官邸にセルジ・サルキシャン大統領を表敬訪問し、個人会談を行なう。この後、アルメニア各界要人と外交団と会見。夜、ガレギン2世と個人会談を持たれる。
25日(土)午前、教皇はエチミアジン郊外、ツィツェルナカベルトの虐殺犠牲者追悼モニュメントを訪問し、祈りを捧げる。この後、ギュムリに移動、同市内の広場でカトリック信者と共に、神のいつくしみを願って、ミサを司式される。
午後、ギュムリのアルメニア使徒教会のカテドラル、そして同地のカトリック教会のカテドラルを相次ぎ訪問。夜、エレバン市内の広場で平和のためのエキュメニカルな祈りの集いに参加される。
最終日26日(日)午前、エチミアジンでアルメニアのカトリック司教団との出会いの後、アルメニア使徒教会のカテドラルで聖体礼儀に参列。続いて、カトリック教会とアルメニア使徒教会の両関係者と一緒に昼食をとられる。
午後、教皇はガレギン2世と共に、アララト山に近いホルヴィラップ修道院を訪問。同院で祈りを捧げられた後、教皇はエレバン空港での送別式を経て、ローマへ戻られる。
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