2016-05-10 14:37:00

パヴォーニ神父・ルクレール神父の列聖に関する教令を教皇が承認


教皇フランシスコは、5月10日、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿とお会いになり、この席で、福者ルドヴィコ・パヴォーニ神父、福者サロモン・ルクレール神父の列聖に関する教令を承認された。

この教令で、パヴォーニ神父、ルクレール神父の列聖に必要な奇跡が認められ、両福者の列聖が近づいた。

福者ルドヴィコ・パヴォーニ神父(イタリア、1784-1849)は、貧しい人々、中でも青少年の司牧に尽くした。特に当時としては前衛的といえる職業学校を若者たちのために開き、後世に一つの教育モデルを示した。無原罪の聖母修道会を創立した。

福者サロモン・ルクレール神父(フランス、1745-1792)は、フランス革命の激動の歴史を、キリスト者、司祭として生き、殉教した。革命によってカトリック教会は国家が管理するものとなり、教会財産の国有化、修道会の廃止、聖職者の憲法への宣誓義務化が行われた。キリスト教学校修士会(ラサール会)の会員であったルクレール神父は宣誓を拒否、逮捕され、1792年の「9月虐殺」で他の同志たちと共に殉教した。








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