2016-04-18 18:17:00

教皇、ギリシャ・レスボス島訪問を振り返る、日曜の集いで


教皇フランシスコは、バチカンで4月17日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

この集いで教皇は、前日16日に行なったギリシャ・レスボス島訪問について報告。この訪問を通して、難民とギリシャ国民に教会の連帯を伝えたと話された。

正教会のコンスタンティノポリ総主教・バルソロメオス1世、アテネおよび全ギリシャ大主教・イエロニモス2世と共に行なったこの訪問は、キリスト者の愛における一致を意味するものと教皇は説明。

3者で訪れた難民キャンプには、イラク、アフガニスタン、シリア、アフリカ諸国など、様々な国からの人たちが滞在し、教皇らはここで難民およそ3百人、一人ひとりと言葉を交わしたと述べられた。

難民の中の多数の子どもたちの存在を指摘された教皇は、これらの子どもたちが旅の途中、目の前で両親や仲間たちを失ったり、子どもたち自身が遭難したりしている現実に目を向けるよう招かれた。

教皇は難民キャンプで多くの苦しみを見たと述べ、妻であるキリスト教徒を殺害されたイスラム教徒の男性とその子どもたちとの出会いについて語り、キリストにおける信仰を否定しなかったその女性は殉教者ですと述べられた。








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