2016-03-14 13:25:00

教皇、ドバイで開催の教育フォーラムにビデオメッセージ


教皇フランシスコは、ドバイで開催された教育フォーラムにビデオメッセージをおくられた。

「公共教育のためのさらなる共同責任」をテーマに開かれた「グローバル教育およびスキルフォーラム」で、教皇はビデオを通して、「ヒューマニティーを生み出す人、平和と出会いの構築者」としての教育者たちの仕事を励まされた。

教皇はフォーラムを開催した英国の非営利教育団体、バーキー基金の、「持続可能なグローバルな社会を作り出す」ために世界中の教育者たちを支援する活動に感謝を表明。

また、教皇がブエノスアイレス大司教であった時に、アルゼンチンで誕生した教育運動「スコラス・オクレンティス」にも同基金の協力を得ていることを紹介された。

そして、教皇は2016年度の「グローバル・ティチャー賞」受賞者として、パレスチナの教師、ハナン・フルーブさんの名前を発表された。

難民キャンプに育ったフループさんは、子どもたちが心的外傷を乗り越え、平和を学ぶことができるよう、遊びに基礎を置く学習メソッドを考案した。

フループさんの受賞を称えた教皇は、戦争や他の理由で教育を受けられない子どもたちの存在を強調。こうした状況における教育者たちの非常に大きな使命を理解するよう、各国の政府関係者らに呼びかけられた。








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