2016-01-26 16:07:00

教皇、イラン大統領と会見


教皇フランシスコは、1月26日、バチカン宮殿にイランのハッサン・ロウハニ大統領を迎えられた。

和やかな雰囲気のもとに行われた両者の会談では、共通の精神的価値が強調されたほか、教皇庁とイランの良好な関係、同国におけるカトリック教会の状況、人間の尊厳と宗教の自由を推進するためのバチカンの活動などがテーマとなった。

また、イラン核合意の発効に触れつつ、同国が中東の他の国々と共に、同地域を苦しめる諸問題に政治的解決をもたらす役割を担い、テロリズムと武器売買の広がりに対抗するよう、期待が示された。

会談ではさらに、和解と、寛容、平和を育むための諸宗教対話の重要性と、宗教共同体の責任が指摘された。

ロウハニ大統領は、この後、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿、外務局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教とも会談した。

 








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