シノドス：すべての分科会終了、最終文書に向けて準備へ

バチカンで開かれている家庭をテーマとした世界代表司教会議（シノドス）は、すべての分科会の作業を終え、最終文書への準備へと入った。

10月４日から開会した世界代表司教会議・第14回通常総会「テーマ：教会と現代世界における家庭の召命と使命」は、25日の閉会まであと数日を残すところとなった。

10月20日、参加司教らは「討議要綱」第三部（最終部）「今日の家庭の使命」についての分科会を終了。

これによって、シノドス「討議要綱」に沿った、すべての全体会議および分科会の発表・討議が終わったことになる。

21日からは、最終文書起草委員会による作業が始まった。22日午後の全体会議で最終文書の原案が示され、23日にはその原案をもとに、再び全体会議での討議が行なわれる。