2015-09-27 11:30:00

米国訪問:教皇、フィラデルフィアへ「すべての人の権利と尊厳が守られる社会を」


米国に滞在中の教皇フランシスコは、カトリック教会の第8回世界家庭大会参加のため、フィラデルフィアを訪れた。

教皇は9月26日午前、ニューヨークから、米国における最後の訪問都市、フィラデルフィアに移動。

到着後、市内の司教座聖堂でペンシルバニア州の教会関係者とミサを捧げられた。

説教で教皇は、教会の宣教における信徒の責任感を高めるよう呼びかけると共に、女性が教会に与える大きな貢献をより価値付けていくことを願われた。

次いで、教皇はインディペンデンス国立歴史公園に向かい、市民の歓迎を受けられた。

そして、1776年にアメリカの独立宣言が行われた場所である独立記念館を訪問。記念館前の広場でヒスパニック(スペイン語圏系)コミュニティーをはじめ、出身も様々な移民たちとの出会いを持たれた。

この集いで教皇は、それぞれが民族の伝統を恥じることなく、アイデンティティーを守り、平和と寛容のある、すべての人の権利と尊厳が守られる社会を、皆で一致して求めていくよう参加者らを励まされた。








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