2015-09-22 16:21:00

キューバ:教皇、コブレの聖母巡礼聖堂でミサ「神はわたしたちを動かし、外に連れ出す」


教皇フランシスコは、9月22日、キューバのサンティアゴ・デ・クーバでミサをとり行われた。

19日から始まった教皇のキューバ訪問も、この日で最終日を迎えた。同日朝、教皇は、同国の保護者、コブレの慈愛の聖母に捧げた巡礼聖堂でミサを司式された。

ミサの説教で教皇は、マリアのエリザベト訪問のエピソード(ルカ1,39-55)を取り上げられた。

聖霊によってイエスを身ごもったマリアが、同じく身ごもっている親類のエリザベトを訪ねた出来事を観想しながら、教皇は「わたしたちの生活における神の存在は、わたしたちを留まらせず、常に動かします」、「神がわたしたちを訪ねる時、神はいつもわたしたちを家の外に連れ出すのです」と話された。

そして、神はわたしたちに対し、「わたしたちが人を訪ねるようにと訪ねられ、人に出合いに行くようにと会いに来られ、人を愛するようにと愛されるのです」と説かれた。

「いつもマリアを見つめるたびに、優しさと愛情の革命的な力を信じずにはいられません」と述べた教皇は、「わたしたちは慈愛の母、マリアのように、優しさの革命を生きるように召され、家から出て、他の人々に目と心を開くようにと招かれているのです」と教皇は信者らに呼びかけられた。

続いて、サンティアゴ・デ・クーバの司教座聖堂で家族たちの集いを持たれた教皇は、キューバを後にし、第2の訪問国、米国へと向かわれた。

 

 








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