アビラの聖テレジアをめぐる会議に教皇のメッセージ

教皇フランシスコは、8月１日、スペイン・アビラで開かれたイエスの聖テレジアをめぐる会議にメッセージをおくられた。

偉大な神秘家、カルメル修道会の改革者であるイエスの聖テレジア（1515－1582）の生誕500年を記念して行われたこの会議には、26カ国のカトリック系大学からおよそ450人が参加、「イエスの聖テレジア、人生の師」をテーマに、３日間にわたり発表が行われた。

教皇は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通しておくられたメッセージで、「祈りの師」である聖テレジアの観想の中に、人生の基礎となる「本物の知識、真の価値の源泉」を見出して欲しいと励まされた。

また、聖テレジアの模範のうちに、カトリック大学において、この困難な時代に必要とされる神の友を育てることを願われた。