2015-03-08 14:54:00

教皇、ローマ郊外の小教区を訪問


教皇フランシスコは、3月8日、ローマの小教区を司牧訪問された。

日曜の午後、教皇が訪れたのは、ローマ東南郊外トル・ベッラ・モナカ地区にあるサンタ・マリア・マードレ・デル・レデントーレ教会。

同地区では戦後急速な宅地化が進んだ。十分な社会基盤を持たないままに拡大したために荒廃が問題となったが、近年、都市再開発により整備が進められている。

教皇はこの教会でミサを捧げられたほか、子どもたちや若者、病者、司牧委員など、多くの人々との出会いを持たれた。

ミサの説教で教皇は、キリスト者を作りあげるのは義務や決まりごとではなく、イエスの愛であると強調。

「教会の近くにいる時だけのカトリック信者」が多いことを指摘しながら、カトリック信者と言いながら、実際にはそうではない生活を送る二面性と偽善をなくすよう、皆に助言された。

「イエスはすべてをご存知です。イエスはわたしたちの心のすべてを知っておられます。イエスを騙すことはできません」「こうした二面性はわたしたちをイエスから遠ざけるものです。イエスに聞いてみましょう。わたしを信頼できますか?2つの顔を持ってはいませんか?と」

教皇はこのように話しながら、自分の罪を認め、イエスに心の扉を開けることで、魂を清めることができると説かれた。

 








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