教皇フランシスコは、21日、ニジェールで起きた抗議デモにおける暴力の犠牲者のために祈られた。
ニジェールでは、ここ数日、フランスの新聞社のイスラム教預言者ムハンマドの風刺画掲載に抗議する大きなデモが行われた。このデモの暴徒化により、45のキリスト教会が略奪、放火され、少なくとも10人が犠牲となった。
教皇はバチカンで開催された一般謁見の席で、暴動の犠牲者のために祈るよう招かれた。
このデモでキリスト教徒や子どもたち、そして教会に対して行われた暴力を悲しまれた教皇は、平和と和解の賜物を神に願い、宗教を、暴力や迫害、破壊や戦争の動機としてはならないとアピールされた。
そして、教皇はニジェールに一刻も早く相互の尊重と平和な共存が再構築されるよう、同国民のために祈られた。
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