フィリピン訪問を終了した教皇フランシスコは、現地時間19日午前、マニラを後にし、ローマへの帰途につかれた。
教皇は、昨年8月の韓国訪問に続く2度目のアジア司牧訪問として、今月12日から19日まで、スリランカとフィリピンを訪れていた。
スリランカでは、コロンボで諸宗教の代表者らを前に講演されたほか、長く続いた内戦の舞台となった地を訪れ、平和と和解を訴えた。
フィリピンでは、一昨年の台風で深刻な被害を受けたレイテ島タクロバンを訪問し、被災者を励まされた。また、家庭や若者をテーマにした集会、マニラ市内での市民参加のミサなどをとり行われた。
イタリア時間の同日夕、ローマに到着された教皇は、聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)の「サルス・ポプリ・ロマーニ」の聖母の礼拝堂で感謝の祈りを捧げられた後、バチカンにお戻りになった。
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