2015-01-08 13:16:00

教皇、パリの銃撃事件の犠牲者のために祈る、残忍な暴力を非難


教皇フランシスコは、パリの新聞社での銃撃事件の犠牲者のために祈られた。

教皇は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通しておくられた電報で、「シャルリー・エブド」本社への襲撃を恐ろしい暴力行為として非難され、犠牲者の冥福を祈り、フランス国民の悲しみに心を合わせられた。

バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父は、多くの人々の命を奪い、フランス社会と、平和を愛するすべての人々に深い衝撃を与えたこの暴力を、教皇は断固として非難すると共に、犠牲者の家族や、負傷者らのために祈っておられると声明した。

そして、人間の命と尊厳を破壊・侵害し、国籍や宗教、文化の違いを超えた人民間の平和な共存を蝕む、あらゆる形の暴力に抗すると同時に、相互理解を育み、憎しみの源となっている深い傷を癒すべく平和・正義・権利のために地道な努力を続けるよう教皇は呼びかけていると述べた。

教皇は、8日朝、バチカンのサンタ・マルタ舎で司式したミサを、パリの襲撃事件の犠牲者たちのために捧げ、説教の中で、この事件は「人間が犯し得る残忍さ」について深く考えさせると述べ、その犠牲となった人々のために祈るよう招かれた。








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