2014-12-26 17:35:00

聖ステファノ祝日:教皇「信教の自由の権利が保証されるように」


聖ステファノの祝日である26日、教皇フランシスコは、正午にアンジェラスの祈りの集いを行われた。
 
カトリック教会の典礼暦は、主の降誕の大祝日の翌日、教会の最初の殉教者、聖ステファノ助祭を記念する。
 
よく晴れたこの日、バチカンの聖ペトロ広場には、前日に続き、クリスマス休暇の市民たちがたくさん訪れた。
 
説教で教皇は、エルサレムのキリスト教共同体において、ステファノが使徒たちから他の6人と共に、貧しい人や、孤児、寡婦らの世話をする愛徳の奉仕者として選ばれ、教会にとって最初の殉教者となったことを思い起こされた。
 
そして、ステファノは最も貧しい人々への奉仕と、その殉教を通してイエスを証し、王の中の王である、イエスの降誕を称える存在であると話された。
 
わたしたちの生活にイエスを迎え入れ、降誕の夜の喜びを長く心に留めるには、福音に示された道を行くこと、すなわち、謙遜と、沈黙のうちに行なう奉仕、世の風潮に逆らうことや自分を犠牲にすることを怖れない態度によって、イエスを証しすることが必要と教皇は強調。
 
聖ステファノのように皆が殉教に召されているわけではないが、しかしながら、キリスト者一人ひとりが、あらゆる状況の下で信仰と言動を一致させるよう招かれていると話された。
 
教皇は、キリストにおける信仰を証しするために、差別、迫害を受け、殺害された人々のために祈るよう呼びかけると共に、すべての人間の譲ることのできない権利である信教の自由が認められ、保証されるよう、世界にいっそうの取り組みを呼びかけられた。







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