2014-12-16 17:47:05

気候変動をめぐる国連会議に、教皇のメッセージ


教皇フランシスコは、気候変動をめぐる国連の会議にメッセージをおくられた。

国連気候変動枠組条約締約国会議・第20回会合および京都議定書締約国会議・第10回会合が12月1日から14日までペルー首都リマで開かれた。

同会議に宛てたメッセージで教皇は、気候変動の影響への対策を模索する時間は多く残されていないと述べ、皆が共に調和をもって行動することによってのみ、適した解決策を見出すことができるだろうと記された。

会議のテーマは、全人類、特に貧しい人々や未来の世代に関わる重要な問題であり、それは倫理上の大きな責任でもあると教皇は強調。

地球の温暖化に対する闘いは、政治・経済の圧力から自由な、共同の対応をもってこそ可能であり、それは対話の文化の推進と、地球と人類家族を守るという責任の表示にもつながるだろうと述べている。








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