2014-12-09 17:50:15

無原罪の聖マリア:教皇の祈り(2014.12.8)



無原罪の聖マリアの大祝日、12月8日、教皇フランシスコは、ローマ市内スペイン広場の聖母に捧げた記念碑の前で、自ら記された祈りを唱えられた。

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わたしたちの御母、マリアよ。
今日、神の民は罪から常に守られた無原罪なるあなたを祝います。
ローマと世界の教会の名のもとに、わたしからの尊敬をお受け取りください。

わたしたちの御母、完全に罪から免れたあなたは、わたしたちの大きな慰めです。あなたにおいて悪は無力であることは、悪と戦いながら毎日をおくるわたしたちを希望と勇気で満たします。

しかし、この戦いでわたしたちはひとりぼっちではありません。イエスは十字架の上で亡くなる前に、わたしたちにあなたを母として与えてくださいました。

わたしたちは罪びとです。しかし、無原罪のあなたの子らとして、神の恵みによって最初からあなたの中で輝くその聖性に、わたしたちもまた招かれているのです。この希望によって、今日、わたしたちに、家族に、この街に、全世界にあなたの母としての保護を祈り求めます。

あなたを原罪より守った神の愛の力は、あなたの取次ぎによって、人類を精神的・物質的なあらゆる隷属から解放し、その心と出来事の中で、神の救いのご計画を常に勝利させます。

あなたの子らであるわたしたちにおいても、恵みが高慢に打ち勝ち、天の御父のようにわたしたちもまた憐れみ深い者となれますように。

イエスの降誕のお祝いを前にしたこの時、世の風潮に逆らうことを教えてください。真の喜びの源泉である神の素晴らしさを知るために、わたしたちが自分を脱ぎ去り、身を低くし、自分を捧げ、耳を傾け、沈黙し、利己主義から抜け出すことができますように。

無原罪なる御母よ、わたしたちのためにお祈りください。










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