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2014-12-06 18:51:13
教皇、イラクのキリスト教徒にビデオメッセージ
教皇フランシスコは、12月6日、イラクの国民とキリスト教徒に向け、ビデオメッセージをおくられた。
フランスのリヨン大司教フィリップ・バーバリン枢機卿は、5日からイラクのアルビールを訪問。これはヨーロッパのカトリック教会のイラクに対する祈りと支援を示すことを目的に、リヨン大司教区とイラクのモスル教区の姉妹関係締結を視野に入れたもので、バーバリン枢機卿率いる使節は、カトリック・カルデア典礼バビロニア総大司教ルイス・ラファエル1世サコをはじめ、現地の教会関係者と交流した。
教皇のメッセージは、バーバリン枢機卿によって読み上げられた。
この中で教皇は、「皆さんと共に今自分も一緒にいたいと思いました」「しかし、この試練の時、わたしは常に精神的に皆さんの近くにいました」と述べられた。
教皇は迫害の中でキリストを証しするイラクの信者たちの様々な苦しみに思いを寄せられ、特に「8日の無原罪の聖マリアの祝日に、母なるマリアが皆さんを守ってくださるように祈りたい」と話された。
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