教皇、アルメニア教会のアラム１世と会見

教皇フランシスコは、５日、アルメニア使徒教会のキリキアのカトリコス、アラム１世とお会いになった。

アラム１世は、これまでのバチカン訪問で、ヨハネ・パウロ２世（1997年）、ベネディクト16世（2008年）とも会見している。

教皇フランシスコはアラム１世への挨拶で、アルメニア教会とカトリック教会間の友好関係の進展に感謝しつつ、キリスト者の一致に向けてこれからの一層の取り組みを期待された。

また、アルメニア教会が前世紀に受けた大規模な迫害が今も信者たちの間に深い傷を残していることに言及した教皇は、わたしたちはこの傷をキリストの体の傷として見つめ、そこから神の憐れみにおける固い希望と信頼を汲み取らなくてはならないと述べられた。

この後、教皇とアラム１世は、バチカン宮殿内のレデンプトリス・マーテル礼拝堂で、共に祈りの時を持たれた。