2014-04-15 18:52:59

「ヨハネ・パウロ2世は世界青年の日の保護者に」教皇、正午の祈りで


復活祭を翌週に控え、「聖週間」入りした13日、カトリック教会は「世界青年の日」を記念した。

「世界青年の日」(ワールドユースデー、WYD)は、カトリック教会の未来を担う若者たちの祝祭。教皇ヨハネ・パウロ2世は、1985年3月31日の「受難の主日」に、国連の「国際青年年」におけるメッセージを発表。そして翌86年、毎年「受難の主日」を「世界青年の日」として記念するよう定めた。

「世界青年の日」は毎年教区レベルで記念され、さらに数年ごとに国際レベルの「世界青年の日大会」が開催地を変えながら開かれる。昨年ブラジル・リオデジャネイロで大会が開かれたのに続き、2016年にはポーランド・クラクフで次大会が予定されている。

教皇フランシスコは、「受難の主日」のミサ後半の正午の祈りで、聖ペトロ広場に集った若者たちに挨拶をおくられた。

この日は、前大会開催地リオデジャネイロの若者たちから、次回大会のあるクラクフの青年たちへと、ワールドユースデーの十字架が手渡された。

教皇フランシスコは、来る4月27日にとり行われる二人の福者教皇、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖式に言及。ヨハネ・パウロ2世は今後、WYD創始者として「世界青年の日」の偉大な保護者となり、若者たちの父であり、友であり続けるだろうと述べられた。

また、教皇は、今年8月15日、韓国のテジョンで、アジア・ユース・デーに参加する若者たちにお会いになる喜びを表された。







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