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2013-11-25 19:15:16
信仰年」閉幕ミサ、教皇、使徒的勧告「福音の喜び」を全教会に託す
カトリック教会の典礼暦で「王であるキリスト」の大祝日を迎えた24日、バチカンで「信仰年」の閉幕ミサが教皇フランシスコによって捧げられた。
「信仰年」は、前教皇ベネディクト16世の呼びかけによって、第2バチカン公会議開幕(1962年10月11日)から50周年、また福者ヨハネ・パウロ2世が改編した「カトリック教会のカテキズム」発行(1992年10月11日)から20年目にあたる、2012年10月11日より開幕。そして、典礼暦年の最後の日曜日である「王であるキリスト」の日に、教皇フランシスコによって閉幕された。
聖ペトロ広場でとり行われた閉幕ミサには、世界各国からおよそ6万人の信者が参加。教皇フランシスコを囲み、カトリック東方典礼をはじめ多くの枢機卿・司教らが儀式を共同司式した。
教皇はこの中で、「信仰年」を締めくくるものとして、使徒的勧告「エヴァンジェリ・ガウディウム(仮訳:福音の喜び)」を、5大陸の教会と社会を代表する36人に手渡された。
同使徒的勧告の内容は、後日発表される。
ミサには、初めて使徒聖ペトロの聖遺物が祭壇にもたらされた。この聖遺物箱は、普段はバチカン宮殿の教皇官邸の聖堂に保管されている。
また、このミサ中の献金は、台風で膨大な被害を受けたフィリピンの被災者におくられることになった。
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