2013-11-14 17:46:02

山中伸弥教授、教皇庁立科学アカデミーの会員に


教皇フランシスコは、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授を、教皇庁立科学アカデミーの会員として任命された。

教皇庁立科学アカデミーは、1603年、フェデリコ・チェージらによってローマに創立されたアカデミア・ディ・リンチェイに始まる歴史を持つ。1847年、福者教皇ピオ9世によって教皇庁立新リンチェイ・アカデミーとして再編成され、1936年、教皇ピオ11世の在位下に現在の名前と組織が整えられた。本部はバチカン庭園内の「ピオ4世のカシーナ」に置かれている。

同アカデミーは、国籍や宗教を問わず、科学研究を通して世界的に優れた貢献を行なっている研究者らを会員として迎えている。

山中教授は、ノーベル物理学賞を受賞した故湯川秀樹博士、理化学研究所の野依良治理事長、国立遺伝学研究所の五条堀孝教授についで、4人目の日本人の会員となった。

11月9日付で、山中教授と共に、フアン・マルティン・マルダセナ教授(プリンストン大学・理論物理)とステファノ・ザマーニ教授(ボローニャ大学・経済科学)も同アカデミー会員に任命された。








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