2013-09-19 18:58:26

「司牧とは神の民と歩むこと」教皇、東方典礼の新司教らに


教皇フランシスコは、19日、カトリック東方典礼の新司教らに挨拶をおくられた。

この1年間に任命された新しい司教らは、教皇庁東方教会省主催のセミナーに参加していた。

「わたしたちは自分の力ではなく、神によって司牧者とされ、自分のためではなく、託された群れに奉仕するために呼ばれている」と述べた教皇は、「『牧す』とは、寛大さをもって受け入れ、群れと共に歩き、群れと共に留まること」と強調。

「『司牧者としての存在』とは、神の民と歩むこと。前を歩いて方向を示し、真ん中をあるいて一致を強め、後ろを歩いて誰も遅れないように見守ること」と助言された。

また、司牧者は教会の花嫁であり、野心家であってはいけないと、司教らが出世主義に陥らないように注意を促された。

集いの中にはシリアの2司教の姿も見られた。教皇はシリア、中東、世界に神の平和の賜物を祈ろうと、皆を招かれた。








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