教皇、正教会シロ・マランカル典礼のカトリコスと会見

教皇フランシスコは、５日、正教会シロ・マランカル典礼カトリコス、モラン・バゼリオス・マルトマ・パウロス２世とお会いになった。

カトリコス・モラン・バゼリオスを温かく迎えられた教皇は、使徒聖トマスに遡る正教会シロ・マランカル典礼の伝統を思い起こされると共に、同教会とカトリック教会が兄弟愛と神学対話を育ててきたこの30年間の歩みを振り返られた。

最初の使徒たちが福音への奉仕において結ばれていたように、今日のわたしたちも神の恵みによって分裂を乗り越え、主ご自身が望まれるキリスト教徒の完全な一致に向けて努力しなければならないと述べた教皇は、この和解と調和への歩みにおいて、使徒聖トマスの助けと導きを祈られた。