2013-07-31 16:18:55

2014年「世界平和の日」のテーマは、「兄弟愛」


2014年度の「世界平和の日」は、「兄弟愛」がテーマとなる。

カトリック教会は、毎年1月1日を「世界平和の日」とし、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈る。この記念日は、ベトナム戦争下の1968年、教皇パウロ6世の呼びかけによって始められた。

教皇フランシスコが、登位後初の「世界平和の日」のために選ばれたテーマは、「平和の基礎、道としての兄弟愛」(仮訳)。

教皇フランシスコはその任務の開始から、より正義と平和あふれる世界の構築のために、「切捨ての文化」を乗り越え、「出会いの文化」を目指すよう呼びかけられてきた。

神からの贈り物であると同時に、託された義務でもある「兄弟愛」は、不平等や貧困に対して連帯し、最も小さく弱い立場にある人々をはじめ、すべての人をイエス・キリストの心をもって愛し、世話するようにと促すものである。

また、「兄弟愛」は、政治、経済、金融、社会など、生活のあらゆる側面に影響を及ぼすものでもある。

教皇フランシスコは、先代の教皇たちの平和への思いを受け継ぎ、そのメッセージを通して、世界により人間性をもたらす兄弟愛のあり方を提示されることになる。

教皇の平和メッセージは後日、発表される。








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