2013-07-26 19:23:04

WYDリオ大会:教皇「あなたの人生にキリストを入れなさい」若者たちによる歓迎式で



「第28回世界青年の日大会」のためにブラジル・リオデジャネイロを訪問中の教皇フランシスコは、現地時間25日夕、コパカバーナ海岸で若者たちによる歓迎式に出席された。

これは今回の世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会中の教皇参加の最初の公式行事とあって、会場となった4キロにわたる海岸沿いには100万人以上の若者が詰め掛けた。

教皇への歓迎として、信仰をテーマとした歌や劇が披露されたほか、五大陸の若者たちによる挨拶が行われた。この中でアジアの参加者を代表して日本の青年が言葉を述べた。

この集いで教皇は、冒頭の挨拶と、後半の講話を通して若者たちに語りかけられた。

教皇は、このWYDリオ大会の開催が、ベネディクト16世によって呼びかけられたものであることに触れながら、若者たちと共に前教皇に感謝のメッセージをおくられた。

また、普段は互いに異なる地域・文化・環境の中に住む若者たちがキリスト教信仰とその喜びのうちに一致して同大会に集ったことに大きな意味を示されながら、会場のすべての参加者、そして各自の場所で様々なメディアを通して精神的に参加するすべての人々に「信仰の祭典にようこそ!」と挨拶された。

イエスがわたしたちを受け入れるならば、わたしたちもイエスを受け入れる必要があると若者たちを促された教皇は、イエス・キリストと御言葉、聖霊を受け入れることで、変容され、未来の歩みを照らされ、自分の中に希望の翼を育てることができると説かれた。

教皇は、ブラジルで言う「信仰を置く・入れる」という表現を若者たちに紹介。料理を美味しくするために塩・油を「入れる」ように、自分の人生の中に「キリスト」と「信仰」を、さらに「愛」と「希望」を入れるならば、人生は新たな味わいを、その未来の歩みはしっかりとした指針と照らしを得るだろうと話された。

「あなたの人生にキリストを入れなさい」。教皇は、キリストは赦しの秘跡や聖体の秘跡の中で、友情や愛や奉仕の中で、皆を待っていると呼びかけられた。








All the contents on this site are copyrighted ©.