2013-07-01 18:58:35

教皇、今月8日、南イタリア・ランペドゥーサ島へ、移民のための祈りを目的に


教皇フランシスコは、来る7月8日(月)、南イタリアのランペドゥーサ島を司牧訪問される。

バチカン広報局の発表によると、教皇は、先日、アフリカからの移民を乗せた船が遭難した事件に深く心を痛められ、こうした同様の悲劇が続くことに対し、海上で命を失った人たちのために祈り、生存者や現在移民として生活する人々と出会うことを目的に、ランペドゥーサ訪問を望まれた。

また、教皇は同島の住民を励まし、助けを必要とする究極の状態にあるこれらの兄弟姉妹たちに支援が欠けることのないよう、諸部門の責任者たちにアピールしたいとしている。

教皇は同島で教会関係者や地元行政当局代表らと出会われるが、できる限り控えめな訪問となることを願われている。

アグリジェント教区が発表した訪問の詳細によれば、教皇は8日午前9時頃、ランペドゥーサ島に到着。カラ・ピサーナより船でランペドゥーサ港へ向かわれる。教皇は船上から海に花を投げ入れ、海で亡くなった人々のために祈られる。教皇の船には、地元の漁船が付き添う。港に到着した教皇は移民たちのグループに迎えられる。午前10時、地元の運動場で教皇はミサを捧げられ、続いて、サン・ジェルランド教会を訪れる。同島での数時間の訪問を終え、教皇は午後2時前にローマに戻られる予定。

ランペドゥーサ島は、シチリア州アグリジェント県に属し、地中海において北アフリカに近い位置関係から、アフリカからの移民をめぐる様々な現実に直面している。








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