2013-06-28 19:01:45

教皇、コスタンティノポリ総主教府使節と会見


教皇フランシスコは、28日、正教会コスタンティノポリ総主教府の使節をバチカンに迎えられた。

同使節は、ペルガモンの府主教で、カトリック教会と正教会間の神学対話合同国際委員会の共同議長を務めるヨアニス府主教を団長に、29日の使徒聖ペトロ・聖パウロの大祝日を機会にローマを訪れた。

バチカンとコンスタンティノポリ総主教府間では、1969年から使徒聖ペトロ・聖パウロの祝日と聖アンデレの祝日に毎年使節を交換しているが、教皇はこの伝統を信仰に結ばれた両教会の深い絆のしるしとして喜ばれた。

また、教皇フランシスコはご自分の着座式の際、コンスタンティノポリ総主教バルトロメオ1世との出会いを得たことに、深い感謝を表された。

「キリスト教徒間の一致は急務です」と述べた教皇は、真理と愛と希望、平和と一致に飢え渇いた現代世界に共に信仰を証しするためは、一つの声として福音を告げ、秘跡を共に祝えるようになることが必要と話された。

ヨアニス府主教自身も関わる神学対話合同国際委員会の活動に、両教会の交わりへの基礎的貢献として大きな期待を寄せつつ、教皇は、妥協を求めた神学研究ではなく、キリストが教会に与えた唯一の真理を共に深く追求することの重要性を強調された。

使節団は、翌29日、聖ペトロ大聖堂で教皇によってとり行われる使徒聖ペトロ・聖パウロの大祝日のミサに来賓として出席する。








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