2013-05-27 18:32:10

5月25日 日曜正午のアンジェラス、教皇フランシスコの談話
「マフィアは神に回心せよ、 女子供弱い者たちを奴隷にすることは赦されない」。


1993年9月シシリー島パレルモ市にてマフィアに強力に対抗していたカトリック司祭ドン・ピーノ・プリージがマフィアのボスによって殺害された。20年後の2013年5月25日ドン・ピーノ・プリージは公式にカトリック教会によって福者の位に挙げられた。パレルモのフォーロ・イタリコ広場にてパレルモ大司教ロメオ枢機卿によって列福式は司式され10万人以上の人々がこの荘厳列福ミサに参列し新服者,信仰と正義の殉教者ドン・プリージの遺徳をたたえた。

この日パレルモから遠く離れたバチカンの聖ペトロ広場でも正午の恒例アンジェラスの祈りに際して教皇フランシスコは新福者ドン・ピーノ・プリージをたたえ、同時に,マフィアの心からの回心をうながす話をされた。

「今私は マフィアによって犠牲となった多くの男女そして子供たちの苦しみ痛みに思いをはせています。マフィアは弱いもの小さなものたちをねらい様々な社会的悪を講じて搾取し奴隷化します。多くの人々の苦しみの影にマフィアたちの力が働いています。神に彼らが神に立ち戻るようそして心から回心するよう祈りましょう。兄弟たちを自己のの利益のために奴隷tとするなど決して赦されることではありません。私たちも祈らなければなりません。マフィアたちが一日も早くその日に気付き心から回心するように。.

今日「信仰と正義の殉教者」として福者の位に上げられたパレルモの主任司祭りドン・プリージは模範的な司祭でした。特に青少年司牧に専念し、青少年たちをキリストの福音に沿ってマフィアや社会悪の毒牙から救い出すよう教育しました。マフィアたちはこの司祭を憎悪し殺害し自分たちの勝利をもくろみました。しかし、実際に勝利したのは殺害されたドン・プリージのほうでした。新福者ドン・プリージは復活されたキリストと共に真の勝利を博したのです」。







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