2013-04-30 16:24:38

教皇、イスラエル大統領とお会いに


教皇フランシスコは、30日、イスラエルのシモン・ペレス大統領をバチカン宮殿に迎えられた。

教皇と同大統領の会談は、長い闘争の続く中東地域の政治・社会状況に焦点を当てたものとなった。

この席で、イスラエルとパレスチナ双方の勇気ある決断と前向きな取り組みを伴う早急な対話の再開と共に、両市民の正当な希望を尊重した調停を実現し、中東に平和と安定をもたらすための国際社会の支援が願われた。

また、会談は重要な「エルサレム問題」にも言及したほか、特に懸念されるシリアの闘争については和解と対話を優先した政治的解決が希望された。

さらに、イスラエルと教皇庁間、行政当局と同国のカトリック教会間のいくつかの問題に関して意見が交換された。

最後に、イスラエルと教皇庁の共通問題に関する協定をめぐり、合同委員会の作業が大きく進展したことに満足が示された。








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