2013-04-09 16:10:00

「シリア・朝鮮半島・アフリカに平和を」教皇、国連事務総長と会見


教皇フランシスコは、バチカンで9日、潘基文国連事務総長とお会いになった。

国連事務総長との会談で、教皇は、世界の平和と、人類の共通善の推進、基本的人権の擁護に対する国連の中心的役割を評価された。

対談の中では、特にシリア・朝鮮半島・アフリカ大陸など、平和と安定が脅かされている地域の紛争状態と重大な人道危機が主題となった。

また、会談は女性や、難民・移民に対する人権問題にも言及した。

潘事務総長は、紛争の予防や、国際的連帯、平等で持続可能な経済発展などを中心にした、同職2期目の自身の5ヵ年行動計画を示した。

教皇フランシスコは、他の国際組織と並んで、総合的な人間の尊厳に寄与し、出会いの文化を育てるカトリック教会のアイデンティティーとその固有の方法を指摘された。

潘事務総長は、この後、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿およびアントワン・カミレリ外務局次長と会談した。








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