2013-04-03 17:36:44

「復活の主の希望を世界に伝えよう」教皇、女性や若者たちに励まし、教皇一般謁見


教皇フランシスコは、バチカンで3日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

復活祭の直後に行われたこの謁見は、春休みを利用してローマを訪れた世界各地の巡礼団や、若者たちのグループや家族連れでいっぱいになった。穏やかな空の下、広場の花々が人々の目を楽しませた。

教皇フランシスコは、ベネディクト16世が始めた「信仰年」のカテケーシスを引き継がれ、この日は特に、復活祭のテーマにふさわしく、「使徒信条」中の「聖書にあるとおり、三日目に復活し」という部分を考察された。

「イエスの死と復活はわたしたちの希望の中心をなすもの」と述べた教皇は、キリストの復活によって日常の現実を新しい光で照らされることで、より大きい信頼と勇気をもって生きるよう、皆を励まされた。

キリストの復活の真理はどのように伝えられたかを考える上で、教皇は新約聖書に見る「信仰告白の形式」の証言と、復活とその関連の「出来事を語る形式」の証言の2種類を解説。

特に語る形式の証言において、復活の出来事の最初の目撃者が女性たちであることに注目された教皇は、主の復活を信じ、すぐに他の人々に伝えた婦人たちの深い信仰とあふれる喜びを観想すると同時に、教会生活と宣教における女性の大切な役割を強調された。

また、教皇はこの日会場に多く姿を見せていた若者たちに、「主は生きておられ、わたしたちの人生の隣を歩いておられる」という確信を抱いて進み、その希望を世界に伝えるよう、呼びかけられた。








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