2013-03-13 19:15:49

新教皇選出される、システィーナ礼拝堂煙突に「白煙」、コンクラーベ2日目午後


コンクラーベ2日目、13日午後の投票で、新しいローマ教皇の選出を告げる白煙が19時6分頃、システィーナ礼拝堂の煙突から上がった。

目をこらして煙を見守っていた広場の人々は、これが新教皇選出の瞬間と知り、どよめきと歓声を上げた。

たなびく白煙がひとしきり続いた後、バチカンの聖ペトロ大聖堂の鐘が大きく鳴り始めた。

人々視線は今、赤い緞帳のかかる大聖堂中央バルコニーに向けられている。

間もなく、「プロトディアコノ」を務めるジャン・ルイ・トーラン枢機卿が現れ、教皇が選出された旨をラテン語で述べ、新教皇の名前を厳かに告げる。

そして、新しい教皇がバルコニーの上に姿を現し、広場の会衆に教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ」を初めて与えることになる。

バチカンと周辺の教会の鐘の音は鳴り渡り、多くの人々が聖ペトロ広場に向けて急いでいる。広場は、期待に胸を膨らませた信者たちで、次第に埋まりつつある。

バチカン警察とイタリア憲兵隊の楽隊、スイス衛兵隊も大聖堂前に整列、新教皇を迎えるばかりとなった。広場は信者たちによって世界中の国旗が振られ、新教皇の名前、出身を知ろうと熱気が高まっている。








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