2013-02-16 18:59:03

「教皇選挙は3月半ばより早まる可能性も」バチカン広報局長


バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父は、16日、ベネディクト16世引退に伴う次期教皇選挙が、3月半ば以前になる可能性があることに言及した。

通常、一人の教皇の在位が終わり、次の教皇が選出されるまでは、15日間から20日間の空位期間が設けられるため、ベネディクト16世の2月28日付の引退を受けたコンクラーベ(教皇選挙)は、当初、3月15日から18日に開かれると予測されていた。

ロンバルディ神父によれば、使徒座空位期間について定めた憲章では、(教皇の在位終了後)コンクラーベを15日から20日の間に開催するとあるが、それは「準備のため」すなわち、枢機卿たちがバチカンに到着する時間が必要であることを前提としている。しかし、枢機卿がその時点ですべてバチカンに集合しているならば、この憲章を別の解釈で見ることができると話した。

また、ベネディクト16世は2月28日の夕方からカステルガンドルフォの離宮に移られるが、同所にはおそらく2ヶ月あまり滞在されると述べた。それは引退後のベネディクト16世の住居となるバチカン市国内の修道院の改築に必要な時間を考慮してのことと説明。

さらに、ベネディクト16世が引退後もバチカン内にとどまることを決意された理由について、住まいの管理に関する実際上の問題と、次期教皇を霊的に支え続けるためと述べた。








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