2013-02-15 18:56:26

教皇、ルーマニア大統領と会見、伊リグーリア州の司教団との出会いも


教皇ベネディクト16世は、バチカンで15日、ルーマニアのトライアン・バセスク大統領と会見された。

両者の会談では、ルーマニアと教皇庁の友好関係をめぐり、特に共有の価値観を守る上での欧州レベルの実りある協調と、教育界での国家とカトリック教会の協力がテーマとされた。

また、ルーマニアにおけるカトリック共同体に関する懸案、海外のルーマニア人共同体へのカトリック教会の支援等についても言及された。

大統領は教皇との会見後、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教と話し合いを持った。

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教皇はこの日、イタリア・リグーリア州の司教団にもお会いになった。

ジェノバ大司教でイタリア司教協議会議長でもあるアンジェロ・バニャスコ枢機卿に率いられた同州の司教たちは、定期訪問のためバチカンを訪れていた。

ヴェンティミリア=サン・レモ教区のアルベルト・マリア・カレッジョ司教は、この教皇との出会いを「感動的なものだった」と、その内容を次のように語った。

「わたしたちは今回特別な気持ちで教皇との出会いに臨みましたが、教皇はいつもと変わらない優しさで迎えてくださいました。わたしたちの教区の問題に真剣に耳を傾け、個々の問題に具体的な興味をお持ちでした。」

「教皇は大変落ちついて、とても穏やかなご様子でした。教皇はわたしたちに祈りを願われました。ペトロは永遠にあり続けると述べ、それゆえに教会に一致し、イエスのペトロに対する約束が続くよう祈って欲しいと話されました。」








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