2013-01-29 18:50:29

聖パウロの回心:エキュメニカルな夕べの祈り



聖パウロの回心を記念した25日、教皇ベネディクト16世は、ローマの聖パウロ大聖堂で夕べの祈りをとり行われた。

キリスト教一致祈祷週間の最終日に行われたこの祈りの集いには、ローマの諸キリスト教教会の代表者らが参加。すべてのキリストの弟子たちの一致を共に祈った。

教皇は説教で、現代社会においてキリスト教のメッセージが次第に受け入れられなくなっていることを懸念。これをキリスト教諸教会と共同体全体にとっての課題と受け止められた。

こうした中で、キリスト者の一致は、人々が信じ得る方法で信仰を告げる上で、非常に大切なことと教皇は強調。キリスト者の完全な目に見える形での一致は、信仰のより明確な証しのための特別な土台であると説かれた。

また、今年のキリスト教一致祈祷週間のテーマ、「神が何をわたしたちに求めておられるか」(参考 ミカ6:6-8)を選んだインドの諸キリスト教共同体に思いを向けられた教皇は、時に困難な状況の中で信仰を証しするよう呼ばれている同国のキリスト者たちに祈りと温かい励ましをおくられた。








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